私立探偵と呼ばれた男 [うろ覚え映画館]
ようこそ、うろ覚え映画館へ。
世界一ぼんやり映画を観ている私が、昔TVで見て気になった映画を紹介します。
本日は「KISSで殺せ!」。
フィルム・ノワール、それは主にギャング映画や犯罪映画を指し示す言葉。
この作品も、探偵マイク・ハマーが裏社会でうごめく陰謀に敢然と立ち向かう物語、
だったような気がする。。。
毎度毎度「だったような気がする」と曖昧な私ですが今回に関しては、
この作品の資料においても、彼が何者と戦っていたか判然としない、とあるので、
つまり私の記憶がぼやけているのでなく、ぼやけてて正しいのです。
(作品としては問題ですけど)
そんなアレな映画なので、もう何が何してどうなったかなんて、すっからこんと忘れました。
ただラストシーンが異常なくらい鮮明に残っています。
ここからはこの映画のオチの話なので、読みたい方のみ下の「続きを読む」をクリック。
KISSで殺せ!(米 1955)1時間46分
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フィルム・ノワールの世界は、
ギャング抗争、金、男女間愛憎劇etc、それらに纏わる犯罪と相場が決まってました。
よくは憶えてませんが、そこに至るまではフィルム・ノワールをしてたんです、
ところがラストのオチで突然SFになってしまったのです。
だって核爆発しちゃうんですから。
正に、ありえねぇ世界。
核爆発なんて、一探偵の範疇を大きく超えているでしょう、普通。
人間で対処できるのは007ぐらいだッつーの!
制作当時が1955年なので核問題がトレンドだったのかな?
爆発させちゃう思い切りの良さも50年代って感じ?
核爆発って爆弾が破裂したのはワケが違うんだけど気にしないのが1950年流なのかも。
現在はその衝撃のドッカ~ン・ラストに約1分追加された完全版が出ていますので、
気になった方はレンタルしてアトミック・オチを楽しんで下さいまし。
2009-06-23 23:39
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