さらば愛しきマスク [シャアの憂鬱]
「インフルエンザが流行っています、マスクをお付け下さい大佐」
「分かった、ララァがそう言うなら」
と、彼女の勧めでマスクをしたシャアだが、
ヘルメット、仮面、そしてこのマスクで顔は完全に隠れてしまい、
最近やたら部下の視線が痛い。
更に、キシリア様には、
「貴公はダース・ベイダーのつもりか?」と謗られる始末。
まさかとは思うが、ララァが謀ったのではないかと思い始めていた。
帰宅後、盆栽の枝を切りながらシャアは、
当のララァがマスクをしていない事を思い出した。
「…むっ…」
動揺したシャアは間違って違う枝を切り落としてしまった。
切り落とした大切な枝をじっと見ながら何かを考え込むシャアだった。
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2009-06-24 18:43
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