復活のメロス [疾走メロス]
メロスは走った。
自分の身代わりになったセリヌンティウスを助ける為、
必死で走った。
だが、精も根も尽き果てしまい、遂には倒れてしまう。
メロスは途方に暮れてしまった。。。
すると仙人みたいな老人が彼に近づいてきた。
「お前は何を考えておる?」
その老人は訊ねた、メロスは答える。
「私は友の為に処刑場まで行かねばならぬ、だが体がもう動かないのだ」
するとその老人は言った。
「ではこの影の頭の部分を夜中に掘るが良い」
メロスは大金持ちになった。
老人の言う通りにして得た大金で会社を作り、資産を増やし、
世界でも指折りの資産家になった。
人も羨む程に豊かで実りある人生を送っていた彼であるが、
常に疑問に思うことがあった。
「私は何故あの時必死で走ってたのだろう…全く若さって奴は不可解だ」
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