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復活のメロス [疾走メロス]

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メロスは走った。
自分の身代わりになったセリヌンティウスを助ける為、
必死で走った。
だが、精も根も尽き果てしまい、遂には倒れてしまう。

メロスは途方に暮れてしまった。。。

すると仙人みたいな老人が彼に近づいてきた。
「お前は何を考えておる?」
その老人は訊ねた、メロスは答える。
「私は友の為に処刑場まで行かねばならぬ、だが体がもう動かないのだ」
するとその老人は言った。
「ではこの影の頭の部分を夜中に掘るが良い」

メロスは大金持ちになった。
老人の言う通りにして得た大金で会社を作り、資産を増やし、
世界でも指折りの資産家になった。
人も羨む程に豊かで実りある人生を送っていた彼であるが、
常に疑問に思うことがあった。
「私は何故あの時必死で走ってたのだろう…全く若さって奴は不可解だ」



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メロスの激戦 [疾走メロス]

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メロスは走った。
自分の身代わりになっているセリヌンティウスを助ける為、
そして必ずやあの暴君に人の誠というものを見せ付けねばならぬと。
メロスは全身全霊をかけて一心不乱に走り続けた。

だが、無理をし過ぎたのだろう、体が鉛の如く重く感じられ、
満足に走る事が出来なくなってきた。
そんなメロスに時間は容赦なく過ぎてゆく。

気が付けばもう夕暮れ、
陽が沈めば、自分の代わりに友であるセリヌンティウスが処刑される。
しかしメロスはもはや一歩も動けない。
友の待つ処刑場まで後少しながら、遂に彼は倒れてしまう。

「やはり昼過ぎまで寝ていたのはまずかったか。。。」



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