素体に投票

シャアは街頭で配られていた各政党のマニフェストに目を通していた。

「自民、民主、公明、社民…ダメだ。共産党は…ダメだダメだダメだ」
読み終えるとシャアは呟いた。
「なんと情けない。
どうしてどの政党もコロニー落としをマニフェストに盛り込まないのか。
これも時代の流れと言えばそれまでだが、
人の業を背負う覚悟の無い政党ばかりの日本では先が知れている、
それが何故分からんのだアムロッ!!」

マニフェストを風呂の焚きつけにしながらシャアは、
アムロは関係なかったなと自分の失言に思わず頬を染めるのであった。



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